• おねんねまえに まねまねヨーガ。子どもとおとなのキレイな姿勢をつくる絵本

  • ヨーガの基本的な6ポーズ その1
  • ヨーガの基本的な6ポーズ その2
  • 「模倣(まねまね)遊び」を楽しみながら、ヨーガの基本的な6ポーズをひととおり体験できるように工夫しています。
  • 画像その2
  • 各ポーズの身体的・心理的な効果や、動きのポイント、お子さんへの言葉がけのタイミングなどをわかりやすく解説しています。
  • もくじ その1
  • もくじ その2
  • 文 伊藤 華野(いとう・かの)
  • 絵 松尾有輝子
  • 発行 京都通信社
  • 装丁 秋葉敦子
  • B5変判 60ページ
  • 定価 1,000円+税

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京都通信社の本
塗り絵としても楽しんでいただけます

子どもがなかなか寝つかない……。そんなとき、どうされていますか?

一日の終わりにかならずやってくる「おねんね」の時間。おとうさん・おかあさんが子どもとふれあい、絆を深める大切な時間です。子どもが寝つかなくて困ったとき、どんな工夫をされていますか。

音楽を聴かせたり、絵本を読み聴かせるのもよいでしょう。けれども、一日のエネルギーがからだのなかに残っていたり、うれしいこと、悲しいこと、楽しいこと、怖いことなどで気持ちが興奮していたり、かたよった姿勢を長く続けたためにからだが歪んでいたりすると、子どもはなかなか寝つけません。

「まねまねヨーガ」が深い眠りにいざないます。

お子さんを「まねまねヨーガ」に誘ってみませんか。子どもと一緒にからだをまんべんなく動かして姿勢を調えると、呼吸が深くなります。充分に呼吸ができると、あたまもからだもリラックスして、安心して眠りに入ることができます。お昼寝前にも効果的です。

「まねまねヨーガ」を続けると、きれいな姿勢ですごせます。

姿勢が良くなると、たくさんいいことがあります。

  • ① 深い呼吸ができるので、こころが安定してきます。
  • ② 快眠・快食・快便・快笑をうながし、ストレスからくる病気を防ぎます。
  • ③ 集中力がつきます。
  • ④ 根気、忍耐、ねばり強さがでてきます。
  • ⑤「ムカツク、キレル、メソメソ、クヨクヨ」が少なくなります。
  • ⑥ 思いやりのある行動がとれるようになります。
  • ⑦ まわりの人に「すがすがしい」気持ちを与えます。

おとなにもよいことがいっぱいあります。

この絵本は、発育・発達の途上にある赤ちゃんや幼児はもちろん、こころとからだのバランスを崩しがちな思春期や青年期の方たち、日々忙しく働いて疲れているおとうさんやおかあさん、充実した老後を過ごしたい高齢者の方など、幅広い年齢のみなさんに活用いただけます。

  • ① 心が穏やかになり、イライラや抑よくうつ鬱が減り、まわりの人や自分に寛容になれます。
  • ② ストレスによる頭痛、腰痛、便秘、下痢、肩こり、皮膚病、鼻炎、呼吸疾患などを解消します。
  • ③ からだの歪み、猫背、肥満、痩せすぎが解消され、健康的な体型が維持できます。
  • ④ 血液循環や老廃物の排泄がよくなって、からだの内部がきれいになり、肌も美しくなります。
  • ⑤ 加齢にともなう体力、記憶力、知覚(視力、聴力、嗅覚、味覚、皮膚感覚)の減退を遅らせ、
      エレガントに歳を重ねることができます。

おとなにもよいことがいっぱいあります。

いま、私たちおとなは、子どもたちの「いのち」を「自然」のリズムで育てることが難しくなってしまいました。子どもたちは、便利で簡単で効率的なことが「よし」とされるおとな社会のリズムの中で、たくましく生活しています。

「放っておいても子は育つ」のかもしれません。けれども、子どもたちをよく見ていると、姿勢の悪い子、からだや顔が歪み、鼻がつまって口が開いたままの子、視力の悪い子や話を聴き取る力の弱い子、手先の不器用な子などが目につきます。こうしたからだの面だけでなく、すぐにかんしゃくをおこしたり、泣き出したり、暴力をふるったりする情緒の不安定な子、相手の気持ちを感じとるイメージ力の乏しい子など、こころの面で心配な子どもたちにもよく出会います。

現代は、おとなが意識して子どもの「いのち」を護り育まなければ「いのち」が人間として育たない時代、そしてまた、子どもたち自身が、「いのち」の力に気がついて、「いのち」を大切にするこころやからだのつかい方を身につけなければ、人間らしく生きることが難しい時代なのではないでしょうか。ヨーガとは「こころの働きを止滅すること」と古典が定義するように、あたまだけであれこれと考えず、「いのち」の声に耳をすませるプロセスそのものをさします。子どもにとっては「からだ・いき・こころ」というもっとも身近な「自然」に触れるあそびの時間になります。

ヨーガは原始感覚を呼び覚まし、脳を活性化し、姿勢や呼吸を整えて情緒を安定させます。子どもたちは楽しいヨーガあそびをとおして、自らの「いのち」が快適である状態がどのようなことかを知り、「いのち」の支えを感じ、「いのち」の力を信じることができるようになっていくでしょう。

子どもたちには一生を共にすごす自分自身の専門家になってもらいたいと思います。ヨーガで得られる感覚への「気づき」をとおして、自分の「いのち」の力に気づき、友だちの「いのち」の力にも共感できる、豊かでキレイなこころとからだをもったおとなに成長してくれることを願っています。

伊藤 華野 (2007年 初版より)

伊藤 華野(伊藤 佐陽子)
いとうかの(11月4日生まれ 午歳)

こどもヨーガ研究家。臨床心理士、保育士、介護福祉士、福祉レクリエーションワーカー。
母親がヨーガ教師という環境に育ち、大学院では幼児健康学の原田碩三、トラウマ回復支援の冨永良喜両氏に師事。1985年から子どもを対象にしたヨーガ指導をはじめる。1991年から「こどもカルチャーEducation」を主宰し、赤ちゃんからお年寄りまで、その年代層のニーズに応じたオリジナルなヨーガの指導方法を考案、実践研究に取り組んでいる。
過年、育児雑誌『月刊クーヨン』(クレヨンハウス)、『月刊ひかりのくに』(ひかりのくに)、『学研おやこCAN』(学研)などの連載で親子で楽しめるヨーガ遊びを紹介。
著書に、『はじめよう!キッズ・ヨーガ──親子で楽しいヨーガあそび』(KADOKAWA)、共著に『保育の実践』(北大路書房)、『あかちゃんからの自然療法』(クレヨンハウス)他多数。ヨーガ遊びを実演で解説する映像教材として『みんなで楽しくまねまねヨーガ』(株式会社アイフォスタ)、熊本県制作『くまモンとヨーガ・プログラム』などがある。
京都西山短期大学 准教授。

松尾 有輝子(松尾 須美子)
まつおゆきこ (11月21日生まれ 午歳)

保育士、産業カウンセラー。福岡大学卒業。
OL経験後、人材育成研修アシスタントを機に、子どもの育ち全般に興味をもち、幼児教育、保育、子育て支援に携わる。
「育児と育自」のかたわら、子どもに必要な環境づくりや多世代交流活性化をライフワークとして学びを続けている。
おもなイラスト作品に、原田碩三著『園児の心を満たす快の保育と身体表現』、原田碩三・斎藤とみ子共著『お母さんと子どものための“足からの健康づくり”』(ともに中央法規出版)などがある。
一般社団法人こどもカルチャーEducation.JPN 代表理事。

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