『社会と調査』17号
特集 社会調査と政策のあいだ
2016年9月発行
編集・発行 社会調査協会
B5判 126ページ
定価 1,200円+税
ISBN 978-4-903473-81-9
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巻頭言
特集:社会調査と政策のあいだ
Refereed Paper
調査の現場から
調査実習の事例報告
働く社会調査士
Commentary
Column 調査の達人
Column 世界の調査/日本の調査
──アメリカの初中等教育レベルのユニバース・データと教育政策への活用
Column 社会調査のあれこれ
私の3冊
書 評
──社会調査史で読み解く学問の誕生』
政策の形成・評価・実践と社会調査をつなぐために、私たちはなにを考えるべきなのか。これが本特集の基本的な問いである。
エビデンス(科学的な根拠)に基づく政策(Evidence-Based Policy)への要請が、近年、高まっている。その実践には政策立案の過程に社会調査を適切に位置づける必要があるだろう。また、調査自体が「つかえる」ものでなければならない。
同時に、調査は、それ自体が社会的な営みであり、そこにかかわる人びとの対話や関係の構築をとおしてさまざまなものを生みだしていく。それが一連の政策過程になんらかの効果をもたらすこともある。ワークショップやアクション・リサーチはその一例だ。
このような観点から、本特集では5名の方に「社会調査と政策のあいだ」について考察していただいた。なお、ここであつかう政策は、国や地方自治体によって立案・実施されるものだけではなく、市民レベルでの取り組みまでふくむ「広義の政策」である。また、調査については、上記の意味での政策の立案や評価などを目的として行うものを想定している。これらの論考をとおして、政策と社会調査をつなぐ条件について考えてみたい。
稲月 正「特集紹介」から抜粋
