『社会と調査』16号
特集 震災に挑む社会調査
2016年3月発行
編集・発行 社会調査協会
B5判 104ページ
定価 1,200円+税
ISBN 978-4-903473-80-2
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巻頭言
特集:震災に挑む社会調査
──岩手県陸前高田市の被災中学校でのフィールドワーク
──宮城県石巻市北上町の調査経験から
──福島原発事故後の新潟県の事例から
Research Report
──大阪市区の地点データを用いた自治会・町内会への加入・参加のマルチレベル分析
調査の現場から
調査実習の事例報告
──横浜市民のエネルギーに関する意識調査
──同志社大学社会学部社会学科の社会調査実習の事例
働く社会調査士
Column 調査の達人
──観察者と被観察者の協働をめざして
──モノグラフのなかに都市社会の理論を求めて
Column 世界の調査/日本の調査
──現代日本の家族変動
Column 社会調査のあれこれ
私の3冊
著者が語る社会調査テキスト
書 評
2015年度 社会調査協会賞 受賞のことば
3.11——すなわち、2011年3月11日の東日本大震災から5年が経過する。災害に関する社会調査は、1995年の阪神・淡路大震災以降、災害研究のみならず幅広い分野で行われるようになった。東日本大震災でも、津波については東北地方と東日本の広い範囲で、原発事故の広域避難・広域支援に関してはさらに広い地域で、多様な手法による社会調査が試みられている。震災という困難に、社会調査はどのように挑んでいるのだろうか。
本特集では、岩手県、宮城県、福島県、新潟県のそれぞれのフィールドで調査を行っている6人の方に執筆をお願いした。震災を扱う調査の調査結果そのものではなく、震災の調査に携わるようになった経緯、調査実施における困難や葛藤、それを乗り越えるための方策など、いわば舞台裏を中心に考察していただいた。これを共有し、震災に関わる社会調査のあり方について検討したい。
阿部晃士「特集紹介」より抜粋
