『社会と調査』19号

s19

特集 調査と表現—伝えるための戦略

2017年9月発行

編集・発行 社会調査協会

B5判 112ページ

ISBN 978-4-903473-83-3

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巻頭言

回収率と代表性
 社会調査協会 理事 今田高俊

  

特集:調査と表現 — 伝えるための戦略

論文1.社会調査のなかの表現
──失われた技術の再発見を
 松尾浩一郎

  

論文2.調査者として地域に関わること
 石倉義博・西野淑美

   

論文3. フィールドワークにおける視覚的表現の活用
──社会調査実習の成果と近未来の課題
 亀井伸孝

   

論文4. 調査と表現をつなぐ時間
──記録文学と歴史的民族誌の方法的検討
 青木 深

   

論文5. 参与する知を仕掛けていくパフォーマティブな調査表現
──関わりの構築へ
 小倉康嗣

   

Research Report

米国における男性の家事育児時間
──生活時間調査データを用いて
 平井太規

  

調査の現場から

テレビ番組改善に向けた定性調査の実際
 佐藤雅子

  

調査実習の事例報告

社会調査と社会調査教育のあいだ
──「交通インパクトの社会学的効果に関する第9次調査」を中心に
 松橋達矢

  

メディア学とフィールド調査の接合を目指して
 加藤晴明

  

働く社会調査士

ワクワク感が原点
──クライアントとの共感を目指して
 森田 更

  

企業活動における調査の責任とやりがい
 栗原瑠璃香

  

Commentary

ASA声明とこれからの統計学の使われ方
──最近の心理統計分野の動向から
 岡田謙介

  

Column 調査の達人

ピエール・ブルデュー
──対象化する主体の対象化
 磯 直樹

  

篭山 京
──調査研究における事実と人間の現代的再考
 小林 甫

  

Column 世界の調査/日本の調査

世界の人口センサス
──日・米・英を中心として
 阿久津文香

  

Column 社会調査のあれこれ

原発事故被災者と向き合うことのむずかしさ
 吉原直樹

  

社会調査の軌道をふり返る
 波平勇夫

  

私の3冊

数学,数理心理,そして国際比較
 吉野諒三

  

著者が語る社会調査テキスト

『社会調査法入門』
 盛山和夫

  

書 評

セルジュ・ポーガム著『貧困の基本形態──社会的紐帯の社会学』
 妻木進吾

  

高井啓二・星野崇宏・岡田謙介編著『欠測データの統計科学──医学と社会科学への応用』
 荘島宏二郎

  

稲葉昭英・保田時男・田渕六郎・田中重人編『日本の家族1999-2009──全国家族調査[NFRJ]による計量社会学』
 鈴木 透

  

友枝敏雄編『リスク社会を生きる若者たち──高校生の意識調査から』
 片桐新自

  

三浦倫平著『「共生」の都市社会学──下北沢再開発問題のなかで考える』
 下村恭広

  

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