海の姿を測る 海洋計測の原理と進化する技術
海の姿を測る
──海洋計測の原理と進化する技術
海洋理工学会 編
発行 京都通信社
装丁 中曽根孝善
B5判 176ページ
定価 3,400円+税
2015年12月5日 発行
ISBN 978-4-903473-93-2
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海洋理工学会は2014年に発足20周年を迎えることができました。記念事業としてなにかしようという意見が寄せられ、理事会で検討が行われてきました。その結果、海洋計測に関するチュートリアル(指導書)を出版することになりました。対象は、海洋学を志す学生、民間のコンサルタント会社等で測定業務に携わる技術者の方がたです。本書は以下に示した五つの計測分野に関する内容で構成されています。
第1部 水温と塩分計測
第2部 流速計測
第3部 濁度計測
第4部 音響計測
第5部 光計測
本書は海洋計測に長く携わってこられた専門家の方がたによって、それぞれの計測分野での解説や課題が紹介されています。これからの海洋計測を担う若い技術者のみなさんに、本書で紹介する知見、経験、課題が引き継がれることを期待しています。
中田喜三郎「海洋計測方法と技術の発展──観測値に接するさいの心がまえ」から抜粋
