シジュウカラガン物語 しあわせを運ぶ渡り鳥、日本の空にふたたび!

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シジュウカラガン物語
しあわせを運ぶ渡り鳥、日本の空にふたたび!

祝トリプル受賞 「ラムサール条約の湿地保全賞」
「山階芳麿賞」「環境大臣賞」

呉地正行+須川 恒
(日本雁を保護する会)編

発行 京都通信社

装丁 納富 進

カバーイラスト 幕田晶子/戸島直子

A5判 304ページ

定価 2,970円(税込)

2021年7月15日 発行

ISBN 978-4-903473-62-8


『シジュウカラガン物語』の著者、
呉地正行さんの記事が2022年8月12日の京都新聞朝刊に掲載されました!

シジュウカラガンとはどのような鳥か。黒い首と白い頬が目だつこの鳥はマガモなどのカモよりひとまわり大きい程度の小型のガンだ。頬に小鳥のシジュウカラのような白い紋様があることが、その名の由来となったようだ。
アリューシャン列島や千島列島の険しい島で夏に営巣・繁殖し、冬になると千島の群れが日本に渡ってきていた。東北や関東を中心とする日本の空で多く見られたが、1938年ころに急激に減少し、渡りが途絶えてしまった。安全だと思われていた北方の繁殖地の島々に人間が多数のキツネを放したために、その餌食となって絶滅の危機に瀕してしまった。
この本は、ガンの一種シジュウカラガンが、絶滅の縁からふたたび日本の空によみがえることになった長い道のりの物語とその記録である。
「はじめに」より抜粋

『私たちの自然』 2020年(令和2年)3月1日発行 通巻627号に「編者のメッセージ」が掲載されています。


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