メンバーと活動内容
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中央アジア地域研究資料のデータ化と
活用ネットワークの拡充

 2005年の活動開始以来、必要な機材等の調達、関係各所との交渉・調整、デジタル化する資料の選択を行い、並行して著作の現物を収集し、デジタル・カメラでの撮影およびスキャニングによってpdfデータの作成を進めました。2009年7月時点で、2,300点を超える中央アジアの基礎資料をpdfデータ化しています。プロジェクトのコア・メンバーと役割分担は下記のとおりです。

◆ コア・メンバーと役割分担

  • 帯谷知可(Chika OBIYA)
    京都大学地域研究統合情報センター准教授
  • プロジェクト・リーダー、プロジェクトの総括と助成金管理を担当

  • ナビ・ウタルベコフ(Nabi UTARBEKOV)
    メディア・ランド代表
  • 史資料所蔵者・機関との交渉およびデジタル撮影指揮を担当

  • エンヴェル・アサノフ(Enver ASANOV)
    メディア・ランド情報デジタル担当マネージャー
  • PDF化作業監督とファイル管理を担当

  • エドヴァルド・ルトヴェラゼ(Edvard RTVELADZE)
    ウズベキスタン芸術学研究所教授
  • 学術アドヴァイザー、作業グループを形成してソ連期著名研究者の著作収集を指揮

◆ 史資料の保存・ 活用ネットワークの形成

 プロジェクトの立ち上げ以来、趣旨に賛同してくれる史資料の所蔵者・機関によるネットワークの拡充に努めています。2009年7月現在、ウズベキスタン国内で以下をメンバーとするゆるやかなネットワークが形成されつつあります。

  • G. A. プガチェンコヴァ(個人)
  • E. V. ルトヴェラゼ(個人)
  • ウズベキスタン科学アカデミー大図書館
  • サマルカンド博物館
  • 在タシュケント・フランス中央アジア研究所

◆ さらなる発展に向けて

 蓄積されたノウハウとネットワークを活かし、ウズベキスタン国内で以下の研究企画が進行中です。

  • 著名研究者の未刊行文献情報の集積〈ウズベキスタン国立中央文書館〉
    M. E. マソン、N. G. マリツキー、L. M. ランド、V. N. ナリフキン
  • ソ連時代に著作集が出版されなかった著名研究者の著作集成 ← 書誌情報検索可
    M. E. マソン、G. A. プガチェンコヴァ、E. V. ルトヴェラゼ
  • ロシア帝政期およびソ連期刊行の中央アジア地域研究のための基礎資料・文献のPDF化
    〈在タシュケント・フランス中央アジア研究所、ウズベキスタン科学アカデミー大図書館など〉
    ← 書誌情報検索可
  • 博物館所蔵の歴史写真資料および付随情報のデジタル化〈サマルカンド博物館〉